えうとぴあのチラ裏

LinuxやAndroid、インフラ関係とか

USBフラッシュメモリがフォーマットできない話




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iPhone脱獄の際、checkra1n起動用に使用したフラッシュメモリがWindows10のディスク管理でフォーマットできなかった。
OSのBoot用に作ったUSBは(EFIなど)どうやら簡単にはフォーマット出来ないようだ。

diskpartを用いても「DiskPart にエラーが発生しました: アクセスが拒否されました。」や「DiskPart にエラーが発生しました: 指定されたファイルが見つかりません。」などで結構苦労したので備忘録代わりに。



まずググって発見したサイトをいくつか頼りに

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で起動
  2. DISKPART を入力
  3. Diskpartの起動完了

ウインドウは以下

 

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そのあとは list disk で確認

DISKPART> list disk

ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 2794 GB 1024 KB *
ディスク 1 オンライン 476 GB 0 B *
* ディスク 2 オンライン 56 GB 56 GB

 

フォーマットしたいディスクは「ディスク 2」なのでコマンド「select disk #」を用い、

select disk 2

 で選択する。ここは各自数字を変えてください。

 

次に

clean


を実行した結果、

DiskPart にエラーが発生しました: アクセスが拒否されました。

と表示された。Windows標準機能「イベントビューアー」で確認すると

 

ディスク \\?\PhysicalDrive2 のセクターを 0 にできません。エラー コード: 5@0101000F

ってことらしい。わからん。

ググってみるとブートセクタというものが「0」すなわち削除できませんということらしい。

こちらのサイト様 にわかりやすく書いてありました。ありがとうございます。

そのセクタなるものを削除するために使ったフリーソフトがこちら

hddguru.com

 

インストーラータイプでなく実行タイプもあるようだが、私はインストーラータイプにした。

インストールが終わって起動し、タブ「LOW-LEVEL FORMAT」を選択し右下の「Perform quick wipe」にチェックをつけ「FORMAT THIS DEVICE」で実行。

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これでブートセクタ、パーティションすらない状態になった。

 

そこからは改めて最初からcleanまでを行い、

 create partition primary

を実行し、プライマリパーティションを作成する。

これで唯一のパーティションが作成されたのでlistを飛ばし

 

select partition 1

パーティションを選択。次に

 

active

でアクティブパーティションに、

 

format fs=ntfs quick

でフォーマット完了。これは任意で「fs=」つまりファイルシステムのタグを「exFAT」などに変えて使用してください。

 

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Windowsの純正デバイス管理よりUbuntuのほうが優秀じゃね…。と思った私でありました。

 

 

【MOD】ADFREEなYouTube Magisk Moduleの導入方法

 

Youtubeの広告、裏画面再生可能を可能にするMagiskモジュールの導入方法

手順
  1. 端末をMagiskなRooted環境にする
  2. Play storeの自動アップデートを無効化
  3. Youtubeアプリをアンインストール※
  4. モジュールをダウンロード、有効化

それではいくじょ

 

実行

1. MagiskでRoot化する。
端末によって異なるため割愛

 

2. Play storeの自動更新を無効化

 

自動更新をオンにしているとMODをインストールしても純正のYoutubeにアップデートされる。それを防ぐため。

Play store→設定→アプリの自動更新→アプリを自動更新しないを選択

 

 

左上の三本線をタップし設定バーを開き、設定をタップ

 

 

 

アプリの自動更新をタップ

 

 

アプリを自動更新しないをタップで完了

 

3. YouTubeアプリをアンインストール※

 

プリインストールであればPlay storeでYoutubeを検索し、アンインストール。

そうでなければ普通にアンインストール。

 

※当方の環境では/system下にプリインストールされていたため、ファイラーで削除した。

特に意味はないが、一度失敗したため、念の為に。

 

 

Rootな領域をいじれるファイラー(個人的にはSolid File Explorerがおすすめ)で /system/app/YouTubeを丸々削除→再起動でアンインストール完了。

 

4. モジュールをダウンロード、有効化

 

MagiskManagerを開き、左上の三本線をタップ、ダウンロードを選択。

右上の検索欄にYoutubeと入力。

YouTube Vanced※を選択しインストールをタップ、インストールを待って再起動で完了。

※Black themedかどうかはお好みで。

 

 

当方はBlack themedを使用している(SubstratumでWhiteなTheme使ってるから白いんだけどね)

 

 

 

 

 

いじょーー

ストレスレスなYoutubeライフを!!

 

 

 

 

 

 

 

【Pixel 3】Docomo Pixel 3 Magisk Root化

Docomo版でもRoot化ができることを確認。

 

↑RootCheckerで確認した様子。FilerもSu権限で触れたが、保存されるかはまだ未確認。

 

前回の記事でTWRPの導入を行った。

今回はMagiskでのRoot化を行う。

 

 

ここから先は当然Your Own Riskである。AndroidLoverの常識。試すだけで保証無効になるし、ブートループ、最悪の場合は文鎮化。

 

手順は以下。

 

  1. 前回の記事に従い、Nov版でTWRPを導入
  2. Magisk Manager をダウンロード、インストール。
  3. MagiskのFlashable zipをダウンロードし、ストレージに移動。
  4. 焼く。
  5. 完了!!Enjoy!!

これはPixel 3 XLの手法を流用したので当然XLにも使える。(出来た方報告ください;;)

この手法以外にもMagiskアプリでboot.imgを改変してBootloaderから焼く方法もあるが、何度試してもできなかった。(これも出来た方報告ください;;)

 

それではいくじょ〜〜

 

1. 前回の記事に従いNov版でTWRPを導入。

 

これは前回の記事をみてね。

 

2. Magisk Manager をダウンロード、インストール。

 

ここからLatestなMagisk Manager.apkをダウンロードし、端末に移してインストール、もしくはコマンドラインからちょちょいとインストールする。

一応コマンドを書き置き。

adb install magiskmanager.apk

Magiskのアプリケーション名を忘れたので名前に合わせて使う。

 

↑インストールされたアプリを開くとこんな感じ。これだけではRoot化できていない。

 

3.  MagiskのFlashable zipをダウンロードし、ストレージに移動。

 

ここから.zip形式のMagisk Installerをダウンロードし、端末内に移動。

もしくは以下の作業のTWRP起動時とかadbデバッグモードの時にコマンドで流してももちろんよし。

adb push Magisk.zip /sdcard/download

これはsdcard下のdownloadに送るコマンド。

Recovery中でもADBデバッグ中にも使えます。

 

4. 焼く。

 

そのまま。.zipファイルを選択し焼く。

TWRPが開いたら左上のInstallを選択し、Magiskのzipファイルを選択、スワイプでインストール。

その後リブート。

 

5. 完了!

 

RebootしてMagisk Managerを開いたらInstall出来ているか確認できる。

またRootCheckerでSu権限を取得できているかも確認できる。

まだ決済は確認していないがGoogle Pay、おサイフケータイも動作した。

別の端末ではおサイフケータイを起動するとエラーを吐いたが多分Pixel3はRootとっても純正ROMなら使えるっぽい。確認したら記事にします。SELinuxのステータス次第なのかな。詳しくないからわからん。

 

追記11/16

Google PayによるSuicaの決済は実証できました。

 

↑しっかり完了できるとインストール済みになる。

 

 

↑一応CPU-Zでも確認。

 

 

 

以上で終了!

たまにBoot出来なかったりWifiが繋がらなかったりしたのでその度Factory imageを焼いてやり直し。手間がかかるのが楽しさの一つ。

 

 

 

 

 

【Pixel 3】Docomo Pixel 3 TWRP導入

 

人柱として早速やったよ。

あー怖かった。xdaなど参考にしながら恐る恐る挑戦。

ここから先は当然Your Own Riskである。AndroidLoverの常識。
試すだけで保証無効になるし、ブートループ、最悪の場合は文鎮化。

まずやることをざっとまとめます。

  1. 本当にTWRPがあなたにとって必要があるか確認。
  2. Factory imageを公式からダウンロード。※
  3. TWRPのimageをダウンロード。
  4. 端末のoemを捨て、Bootloaderをアンロック。
  5. BootloaderからFlash
  6. 絶対にバックアップを取って母艦などに移動。

 

adbの導入などはほかのサイトを参考にしてください。といってもJavaSDKをダウンロードして、AndroidStudioを導入、環境変数を変更してPathにsdk/plat-formを追加するだけ。旧僕のブログにも書いてある。

 

それではいくゾォ~~。

 

 

1. 本当にTWRPがあなたにとって必要があるか確認。

現状カスタムROM、Tweak、Kernel(あるっちゃあるけど)がない状態。
別の記事にもするが、MagiskでRoot化するには一応必要(boot.imgにパッチをする形でもできるようだが僕は何度やってもできなかった)なのでまあ導入しました。バックアップもとれるからね!

2. Factory imageを公式からダウンロード。※

米印に注意。3つ選べるけど指定があるため要確認。

blueline for Pixel 3 の9.0.0 PQ1A.181105.017.A1,Nov 2018をダウンロード。
リンクはここ
プロセスにはいらない(場合がある)けど何かあったときに戻せるように絶対にダウンロードしておく。
僕の環境ではSep 2018だったため、ダウンロードしたディレクトリのなかのflash-all.batをBootloaderな状態で実行し、手動アップデートします。

もしかしたらNov版じゃないと後々引っかかる可能性があるため、アップデート推奨。というか僕のブログではNov版ベースで書いています。

 

3. TWRPのimageをダウンロード。

ここからダウンロード。
.imgはbootloaderから焼く用。zip番はTWRPから焼く用。

 

4. 端末のoemを捨て、Bootloaderをアンロック。

 

設定/システム/端末情報/ビルド番号 をたくさん押してデベロッパーに。
すると/端末情報/詳細設定 に開発者向けオプションが登場。
タップしてOEMロックを解除をトグルする。

デバッグ下のUSBデバッグもオンにする。

adb reboot bootloader

 でブートローダーを起動。

 fastboot flash unlock

でアンロック。その際、保証と一緒にデータも吹っ飛ぶ。

 

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↑ 一応Sep版でも導入はできたが後々詰まるので更新しておきましょう。


5. BootloaderからFlash

 

もう一度Bootloaderで起動し、

fastboot boot  twrp-3.2.3-0-blueline.img (/path/from/twrp.img)

で焼く※。右のカッコ内は焼くimgのディレクトリ。人による。

このコマンドだと厳密にいえば焼かずに次回起動をTWRPでブートするといった感じ。

また、

 fastboot flash boot twrp-3.2.3-0-blueline.img

 を用いるといわゆる普通に焼きます。
それでほとんど終了!でも6も絶対。

 

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↑ やった~怖かった~。

 

6. 絶対にバックアップを取って母艦などに移動。

 

TWRPを起動したらまず初めにやること、それはバックアップ。

起動したら左の列の上から二番目のBackupをタップし、全部選択、しばらく待っておわり。adb push なり次回ブート時移すなりして安全を確保しましょう。

 

以上で終了になります。
とりあえずBootloaderUnlock、OEM解除、カスタムリカバリ導入してもおサイフケータイが動くことは確認できた。

 

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↑ ここまで起動できた。昔は初期設定からシャットアウトされてたから97%使える。

 

 

次はRoot化するぞ~~~~。

【Google Pixel 3 Docomo】話題(?)のスマホ買ってみた。

 

今更買いました。

Docomo Online で買おうと思っていたが、入荷未定のため断念。
ショップ店員に聞いたところ4週間以上は確定でかかるらしい。

Pixel 3からFelica対応(いわゆる日本版)とeSIM対応版(海外版)と分かれたため、Root化、カスタムROM導入などを導入する際にネックとなるのが心配だった。
ざっと調べたが未だに日本人によるRoot化の報告は確認できず(Twitter、個人ブログなど)不安になりながらもとりあえず購入した。

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↑ SIMすら入れる前にとりあえず撮らせていただいた。

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↑ 指紋リーダーの上にFelicaマーク、背面にDocomoの刻印はなし。

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↑ 付属品。Type-Cの独自イヤホン、Type-Cケーブル、イヤホンジャック変換ケーブル、ポート用プラグ、コンセントが入っていた。

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Google純正のケース。ジーンズみたいな素材で手汗吸って臭くなりそうで心配。税抜き4800円。

製品のレビューはほかの有名サイトに投げます。。。
備忘録としてここに記す。。。